新聞調査は合法
犯罪歴のある人や暴力団関係者との結婚は避けたいものです。
結婚すれば当人はもちろん、親族一同が不名誉や社会的制裁の犠牲になりかねません。
また、結婚相手当人ではなくても、その親兄弟がこの種の人間である場合、結婚は大きなリスクを背負うことになります。
調べる方法はあるのでしょうか。
まとめてみました。
犯罪者のタイプ
犯罪者といっても報道されるような重大犯罪から軽犯罪までいろいろあります。
出来心や一瞬カッとなってやってしまったものもあれば、ヤクザに代表される職業的犯罪者もあります。
タイプを整理してみました。
報道されるような重大犯罪を犯した者
殺人、傷害、脅迫、強姦、薬物乱用、詐欺、窃盗、ストーカー等の重罪で、ニュースになるほどの事件を起こした人間は絶対避けたいところです。
成人でこのような犯罪を犯した人間は、新聞調査で簡単にあぶりだせます。
警察や検察が持つ犯歴情報を入手するのは違法ですが、報道資料を検索するのは完全に合法です。
ちなみに大手有名探偵社の原一探偵事務所の結婚調査では、新聞調査は標準でついてきます。
重大な少年犯罪を犯した者
ただし、重大犯罪を犯していても当時未成年だった者は名前で検索できないので、発見は困難です。
聞き込み等で「中学時代に○○市で、こんな事件を起こしたらしい」という情報が入った場合、該当する事件を新聞調査で探し、対象者が犯人と同一人物かどうか裏を取っていく、という事なら可能です。
暴力団関係者、半グレ
現役のヤクザなら聞き込みで噂が出てくる確率が高いと思います。
定期的に事務所に出入りしているはずなので、行動調査にも引っかかってくるでしょう。
わかりにくいのが、解散した関東連合に代表される「半グレ」です。
暴力団との指定は受けていないが、それをいいことにヤクザ顔負けの悪事を働く集団です。
外見だけでは、半グレなのか、もっと程度の軽い不良なのか、ワルっぽいファッションが好きなだけなのか、判定が困難です。
聞き込みを積み重ねれば、どういう集団なのかつかめると思います。
性犯罪者
小さい女の子に何度もいたずらして捕まっているが、報道されていない、または実名までは出ていないという人間はかなりいます。
こういう人間は大人の女性との結婚を志向しないので、調査対象者当人がそういう人間だというケースは少ないと思います。
しかし、兄弟にそういう人間がいる場合があり、親族になることには一定のリスクを伴います。
家族に関する聞き込みでつかめる場合があります。
万引きの常習者
これは非常に人口が多い犯罪です。
主婦や高齢者にもとても多い。
盗む物自体がほしくてやる人は少なくて、何らかのフラストレーションのはけ口としてやってしまい、衝動が抑えられないという人が多いです。
一種の病気であり、刑罰よりも治療が必要という意見もあります。
相手の親がこのような習癖を持っていると、結婚後も絶えず面倒に悩まされることになります。
聞き込みでつかめる場合があります。
刺青・タトゥーもヒント
犯罪歴のある人には、刺青やタトゥーの入った人が多いです。
もちろん「逆は真ならず」で、単なるファッションの場合もあるので、それだけで決めつけることはできません。
しかし、刺青やタトゥーが確認できている場合や入れている噂が聞き込みで入ってきた場合は、一応もう少しつっこんだ調査をしておく、という対応は有効と思われます。
和彫りは多少なりともヤクザに関係がある、もしくは若い時にあった人に多いものです。
西洋風のタトゥーは、半グレや不良グループに多いですが、格闘技愛好家やミュージシャンも多く、それ以外にも単なるファッションで入れている人も多いです。
犯罪歴調査の方法
このように、犯罪歴の調査は、新聞調査と聞き込みがメインです。
警察や検察の内部に知り合いがいる場合、犯罪歴をこっそり教えてくれるといった話が、小説などでは出てきます。
しかし、これは犯罪であり、発覚すると大変なことになります。
こっそり自分たちの調査をしていただけでなく、違法なことまでしていたわけですから、破談を宣告される可能性も高いでしょう。
興信所・探偵の合法的な結婚調査を利用することをお勧めします。